土地の有効活用の調査目的

こちらの事例では、法人所有の土地がどれくらいの価値があるのかを把握したいという、資産評価が目的でのご依頼でした。
以下の選択で検討しました。
- マンション
- 分割して戸建て住宅
- 分割して造成、土地のまま売却
検討の結果、3番目の「分割して造成、土地のまま売却」が資産価値を最大限有効に活かせると判断して、鑑定評価書を作成いたしました。
お客様は、「不動産屋さんに買いたたかれずに済んだ」と喜んでおいでで、土地の売却に向けて準備をすすめていらっしゃいます。
※写真はイメージで実際の場所とは異なります。
生前対策としての相続税額の把握
生前対策として、相続時にどれくらいの相続税額になるかの把握と、資産価値を最大に活かす売却方法を検討したいという理由でのご依頼でした。
現状は、木造の戸建住宅が建っています。建物の築年数が古いことから、相続後はそのまま住むことはないだろうという理由で、土地の価値のみを鑑定評価することにしました。
この地域にかかる法律による様々な制限を考慮して、4分割して戸建て住宅を4つ建てて分譲するのが資産価値を最大に有効に活かせると判断して、鑑定評価書を作成してご提案しました。
お客様には、鑑定評価に満足頂き、生前対策の準備をされています。

遺産分割協議のための相続財産の価値

東京近郊では、ごく一般的な面積の戸建て住宅の評価でした。
被相続人であるお父様が亡くなり、お子さん3人でどのように財産を分ければいいか、その根拠となる資料が欲しいというご依頼でした。そのため、現状の土地と建物の価値を鑑定評価額としました。
遺産分割協議も無事に終わったと伺っております。
※写真はイメージで実際の場所とは異なります。
家賃交渉
飲食店を経営している母の知り合いから、お店の家賃についてご相談がありました。
大家さんが物件を売り、新しい大家さんから賃料の値上げを要求されていて、困ってしまったというお話でした。段階的ではあるものの、数年後には現行の2倍の家賃を要求していました。
新しい大家さんは、同じ最寄り駅でも、人通りが多く繁華性の高い地域の「新規賃料」相場を提示してきました。
あまりなじみがないかもしれませんが、「新規賃料」と契約更新時の「継続賃料」とは水準が異なります。
大量のデータを分析して、マーケット相場を把握した鑑定評価書を作成しました。
ここで交渉のプロにバトンタッチし、以後はお任せしました。その結果、現行賃料から5%程度の値上げに留まりました。
依頼者さまには、とても喜んでいただくことができました。

