不動産鑑定士による支援は、8月末で終わりましたが、
元日の能登半島地震で被災した地域を豪雨が襲いました。
9月21日のことです。
輪島市の町野町や門前町、珠洲市大谷地区など被害がひどかった地域は、
私自身も調査に行ったので状況が気になっていました。
支援には不動産鑑定士の選抜隊が派遣され、その状況は間接的に
知ることができました。
その他大勢(笑)の不動産鑑定士は、10月に珠洲市で慰労会を開く予定でした。
しかし、不謹慎だし、役所の皆さんがお忙しいという理由で
11月に順延になりました。
夏日の支援が終わって2か月余、季節は冬に向かう能登。
豪雨の後に行くのは初だったので、鑑定士仲間は
みんな現地の状況を気にかけていました。
慰労会には、10人が集まりました。
調査期間中は、大変な思いをしましたが、
苦労を共に乗り越えた仲間と過ごす時間は
得難い経験になりました。
地元の方からは、「何度も来てくださったんですね。
ありがとう、私たちも頑張ります!」との言葉をいただきました。
私は「がんばらなくていいんです。その時にできることをすれば」
とお答えしました。
がんばるのは、私たち支援者でいいんです。
同じ年に大地震と豪雨に見舞われた奥能登。
少しずつでも復興することを祈念して、今年の投稿を終わります。
お読みいただき、ありがとうございました。